unique embroidered Jewelry

刺繍で仕立てるジュエリー

コンセプト

アンビバレントなジュエリー

私たちが表現するのは、異なる要素が調和する「アンビバレント」なジュエリー

クラシカルでありモダン、シックでありカジュアル、シンプルであり華やか

芯の強さとしなやかさ、瑞々しさと思慮深さ。異なる要素が同居する、「アンビバレントな大人」のためのジュエリーです

作り方の特徴

オートクチュール刺繍の技法で仕立てるジュエリー

オートクチュール刺繍とは
フランスの高級仕立服(オートクチュール)を作る際に用いられる様々な刺繍技法を総称して、オートクチュール刺繍とよんでいます。

ラ・コエットでは、そんなオートクチュール刺繍の技法のひとつ「リュネビル刺繍」の技法を主に用いて制作をしています。

Crochet de Lunéville

リュネビル刺繍

かぎ針を使う刺繍技法
リュネビル刺繍の一番の特徴は「クロシェ・ド・リュネヴィル」とよばれる特殊なかぎ針を使って刺繍をすることです。

ビーズやスパンコールを刺繍するのに、生地の裏側を見ながら刺していくのも特徴です。大きな刺繍枠に生地を張り、両手を使って刺繍していきます。

リュネビル刺繍では、先に糸のほうにビーズを通して、チェーンステッチをかけながらビーズを掬い上げるようにして縫い付けていきます。そのため普通の針が通らないような極小粒のビーズを刺繍することができ、緻密で繊細な表現が可能となります(細かすぎて分からないと言われることもしばしば)。

言葉で説明してもイメージするのがなかなか難しいので、生地の上下から、それぞれの動画をご覧ください。

このかぎ針には様々な太さがあり、糸だけでステッチを施していくことも可能です。

自由な発想を自由な素材で

コスチュームジュエリー

LA COETの刺繍ジュエリーの「ジュエリー」は、貴金属や宝石のジュエリーではなく「コスチュームジュエリー」に由来しています。

コスチュームジュエリーとは
聞き慣れない言葉かもしれませんが、ガラスやイミテーションパール、貝、木、羽など、使う素材を限定しない装飾品のことです。

財産的な価値よりも、デザイン性や自由な発想に重きをおくのがコスチュームジュエリーです。

もっと自由に、もっと自分らしく
コスチュームジュエリーが持つ、自由で遊び心のある感覚を、LA COETの刺繍ジュエリーからも感じていただけたら嬉しいです。

その日の気分や装いに合わせて、決まりごとにとらわれず、自分らしく身につけてくださいね。

使用する素材の特徴

朽ちてゆく美しさに惹かれて

アンティークやヴィンテージの素材
人も物も、時を経たからこそえられる美しさがあると思います。ラ・コエットでは古き良き素材を愛し、慈しみながらジュエリーへと仕立てています。

古いビーズの不揃いでいびつな形、経年による色のくすみ、ちいさなキズ...全ての要素が美しいと感じます。

また、アンティークやヴィンテージビーズの大きな特徴として、粒の小ささがあります。針を通すのも難しい砂粒のようなビーズを使うことにより、現代のビーズではできない緻密で繊細な表現が可能となります。

制作においては、現代もののビーズもたくさん使用していますが、古い素材にはやはり特別な想いがあります。

ゴールドフィルドや真鍮
金具には主にゴールドフィルドと呼ばれる金張りや、真鍮の素材を用いています。これらの素材は時が経つとだんだんと色が変わってきたり、くすみがあらわれてきます。

時が経つとものの有りようが変化するのは、自然なことだと感じます。着けてくれる人とともにだんだんと変化していく様子を愛でていただけると幸いです。

もちろん、ピカピカきれいな状態に戻すメンテナンスもさせていただきます。

デザインの考え方

足し算より引き算

素材そのものの美しさを最大限に活かして
オートクチュール刺繍の特徴に、豪華さ、煌びやかさがありますが、私たちが求める美しさはまた少し別のところにあります。

例えばひとつのジュエリーに使う素材の数。たくさんの素材を盛り込むのではなく、素材の数は極力少なめに。1種類のビーズだけで作るものも多くあります。ひとつひとつの素材とじっくり向き合い、愛で、その素材の美しさを最大限に活かしたものづくりをしたいと考えています。

少しおかしな例えかもしれませんが、料理に例えていうなら、目指すのはお刺身。極めてシンプルながら、よい素材と職人の腕がなければ作れない。そんなお刺身のようなジュエリーを目指しています。

身につけた時に完成するジュエリー
「置いている時よりも、実際に着けた時のほうがすごくいい」

お客様から言われて一番嬉しい言葉かもしれません。

作る時にいつも考えるのが、「最終的に人が身につけた時にどう見えるか」ということです。

置いてある状態ではまだ未完成。誰かが身につけた時にその人を輝かせ、その時にはじめて完成するジュエリーでありたいと願います。